何日か前にFM放送で面白い本の紹介がありました。合田道人著「全然、知らずにお参りしていた神社の謎」と言う本です。
昨今のパワースポットブームで、神社に行く人が増えているそうですが、お参りの仕方も知らずに来て帰る人が多いそうです。
そこで合田氏が本書にてレクチャーしてくれる・・・と言う内容ではありません。どちらかというとエッセイ風に書かれています。
また、合田氏が厳選した神社の紹介なども丁寧に書かれています。もちろん、お参りの仕方も書かれていますのでご安心を。
本は文庫本サイズで厚みは1.2cm程で、内容も堅苦しくなく書かれているので、読破するのもそれほど掛かりません。
この本を読んでると、お参りするとりあえずの一連の作法を知ることが出来ますので思わず実践したくなります。
ということで、日曜日に土砂降りの中、足が3本ある八咫烏で有名な「熊野本宮大社」に早速言ってまいりました。
八咫烏というとサッカーの日本代表のエンブレムになっていることで知っている方も多いのではないでしょうか。
導きの神、太陽の化身とも言われていますね。
境内で写真を撮るのは気が引けたので撮影はしていないのですが、日本一の大鳥居を撮ってきました。
鳥居の大きさに圧倒されますが、しっかりと八咫烏が描かれていますね。
お手水の作法、参拝の作法など読んで学んだ事を実践しますが、意外に出来ない物ですね。何とか一通り済ますことが出来たので、
御朱印帳を購入して、御朱印を書いてもらいました。
初めての御朱印は八咫烏の書かれた御朱印帳にしようと決めていたので、いただいた時は嬉しかったです。
黒を基調に刺繍っぽく施されており、大きく八咫烏の描かれています。
いただいた御朱印はこちらです。筆で書かれた文字が迫力があって感動です。
他に、「鬼門札(実際は鬼の上の点がなく「かみ」と読むそうです)」と「牛王神符」をいただきました。
鬼門札は鬼門(東北)方向に掲げておくと良いそうです。
牛王神符は熊野三山(那智大社・速玉大社・本宮大社)で全て違うそうです。
あいにくの雨でしたが、穢れを流してくれる雨の様な気もしながら帰路につきました。
ブームだからではなく、初詣だけでなく日本古来の信仰を日本人として、たまに向き合うことはいいですね。
僕が影響を受けたこの本ですが、興味を持たれましたら是非読んで欲しい1冊です。